2025/1/22
地域de養成! 産業医スタートアッププロジェクトのお知らせ
当講座では、産業医研修会の開催だけではなく、研修会による資格取得から産業医としての業務が開始できるようにするための実務研修をセットにした「産業医養成」プロジェクトを始めます。
フライヤー
■背景・目的
現在、産業医の地域偏在が叫ばれており、事業所によっては産業医の選任に苦慮し、なかなか適任者をみつけられないという現状がある。一方、産業医側としても、新規に産業医資格を取得しても実務経験がないことからなかなか産業医契約までたどり着けないという問題がある。そこで、このような双方のミスマッチを埋めるために本プロジェクトが始動した。
■概要・スケジュール
本プロジェクトは受託研究として行うため、研究費は発生するものの、その他の人件費等は発生しない。岡山大学産業医基礎研修会受講と事業所での実務研修としての産業医業務をシームレスに行えるプログラムを構築する。プログラム受講者は事業所の所在地より募集し、「地域の地域による地域のための産業医」を育成する。右図の通り、事業所内の現任の産業医を指導医、希望者をビギナー産業医と位置付けて研修体制を作る。本プロジェクトでは、「希望者の募集~産業医資格取得~カリキュラム作成などの研修中の支援」までを一貫してサポートする。研究としての介入は3年間、研修支援期間は最大約5年程度を見込んでいる。複数年にわたって募集を行い、常に進度の異なるビギナー産業医が在籍する形をとることで、ビギナー産業医同士の成長や実務面での一定の貢献を期待できる。研修回数・期間は全24回程度、1~2年での修了(年2名x3年間OR年1名x5年間)を想定している。
また、ビギナー産業医に関しても、適切なカリキュラム支援を行うことで、研修後半には実際に実務面での貢献を期待できる。事業所とビギナー産業医の双方が希望すれば、修了後、正式に産業医としての採用を行うことができる。
■メリット(抜粋)
・資格取得から研修までをセットで行うことで、確実に未来の産業医候補を確保できる。
・実務面での貢献を期待でき、現任の産業医の負担軽減となり、より高度で専門的な産業保健の提供ができる。
・事業所側としては、実際に業務状況をみて、本契約を行うかを判断できるためより事業所が求める産業医をリクルートできる。
・受講生側としては、産業医基礎研修会受講を確約でき、現在需要の高い産業医資格取得後のトレーニングを実際の事業所で行うことができる。また、産業医としての最初の一社の経験ができ、本契約に至らずとも今後の産業医契約がスムーズになる。
・地域の産業保健体制の底上げにもなり、地域貢献の一環になる。
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お問い合わせ:産業医スタートアッププロジェクト事務局(担当:日笠)
E-mail: sangyoi-startup◎okayama-u.ac.jp(◎を@に置き換えてください)
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■背景・目的
現在、産業医の地域偏在が叫ばれており、事業所によっては産業医の選任に苦慮し、なかなか適任者をみつけられないという現状がある。一方、産業医側としても、新規に産業医資格を取得しても実務経験がないことからなかなか産業医契約までたどり着けないという問題がある。そこで、このような双方のミスマッチを埋めるために本プロジェクトが始動した。
■概要・スケジュール
本プロジェクトは受託研究として行うため、研究費は発生するものの、その他の人件費等は発生しない。岡山大学産業医基礎研修会受講と事業所での実務研修としての産業医業務をシームレスに行えるプログラムを構築する。プログラム受講者は事業所の所在地より募集し、「地域の地域による地域のための産業医」を育成する。右図の通り、事業所内の現任の産業医を指導医、希望者をビギナー産業医と位置付けて研修体制を作る。本プロジェクトでは、「希望者の募集~産業医資格取得~カリキュラム作成などの研修中の支援」までを一貫してサポートする。研究としての介入は3年間、研修支援期間は最大約5年程度を見込んでいる。複数年にわたって募集を行い、常に進度の異なるビギナー産業医が在籍する形をとることで、ビギナー産業医同士の成長や実務面での一定の貢献を期待できる。研修回数・期間は全24回程度、1~2年での修了(年2名x3年間OR年1名x5年間)を想定している。
また、ビギナー産業医に関しても、適切なカリキュラム支援を行うことで、研修後半には実際に実務面での貢献を期待できる。事業所とビギナー産業医の双方が希望すれば、修了後、正式に産業医としての採用を行うことができる。
■メリット(抜粋)
・資格取得から研修までをセットで行うことで、確実に未来の産業医候補を確保できる。
・実務面での貢献を期待でき、現任の産業医の負担軽減となり、より高度で専門的な産業保健の提供ができる。
・事業所側としては、実際に業務状況をみて、本契約を行うかを判断できるためより事業所が求める産業医をリクルートできる。
・受講生側としては、産業医基礎研修会受講を確約でき、現在需要の高い産業医資格取得後のトレーニングを実際の事業所で行うことができる。また、産業医としての最初の一社の経験ができ、本契約に至らずとも今後の産業医契約がスムーズになる。
・地域の産業保健体制の底上げにもなり、地域貢献の一環になる。
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お問い合わせ:産業医スタートアッププロジェクト事務局(担当:日笠)
E-mail: sangyoi-startup◎okayama-u.ac.jp(◎を@に置き換えてください)