2022/4/18
【論文出版】じん肺に合併する悪性新生物についての研究
けい肺、石綿肺は肺癌の合併のリスクが高いことは知られていますが、それ以外の悪性新生物については石綿肺への中皮腫の合併以外明確な結論は得られていません。1991年から2017年の間に地域の中小病院を受診された170名のじん肺の患者さんを対象に、悪性新生物の罹患率と標準化罹患比(SIR)を計算し、肺癌((SIR: 10.86, 95%信頼区間 [CI]: 7.15–16.49)に加えて胃癌(SIR: 2.55, 95% CI: 1.22–5.35)、食道がん(SIR: 5.78, 95% CI: 1.86–17.92)のSIRが高いことを示しました。
Tatsuya Michibata, Takashi Yorifuji.
Standardized incidence ratios of malignant neoplasms among patients with pneumoconiosis.
Occup Med (Lond). 2022 Mar 31.
DOI: 10.1093/occmed/kqac011 PMID: 35358323
→本論文へのリンク
どうぞご覧ください。
Tatsuya Michibata, Takashi Yorifuji.
Standardized incidence ratios of malignant neoplasms among patients with pneumoconiosis.
Occup Med (Lond). 2022 Mar 31.
DOI: 10.1093/occmed/kqac011 PMID: 35358323
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