2021/12/27
「DPCデータを利用した岡山大学病院の消化器がんに対する診療におけるCovid-19の影響」に関する研究を行います
当院の消化管外科・肝胆膵外科・消化器内科において消化器がんの治療を受けられた方およびそのご家族の方へ
―「DPCデータを利用した岡山大学病院の消化器がんに対する診療におけるCovid-19の影響」へご協力のお願い―
研究機関名 岡山大学
研究責任者 岡山大学学術研究院医歯薬学域 疫学・衛生学 教授 賴藤 貴志
・診断群分類6桁コード(疾患コード)で060010(食道の悪性腫瘍)・060020(胃の悪性腫瘍)・060035(結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍)・060040(直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍)・060050(肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む))・060060(胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍)・06007x(膵臓、脾臓の腫瘍)
・ 年齢、性別、居住地(県または市)
・ 在院日数・転帰・入院日・転入日・退院日・転出日
・ 処置日数・入院経路・他院よりの紹介の有無・自院の外来からの入院・緊急入院区分・救急車による搬送の有無・化学療法の有無
また、この研究における個人情報の開示は、あなたが希望される場合にのみ行います。あなたの同意により、ご家族等(父母(親権者)、配偶者、成人の子又は兄弟姉妹等、後見人、保佐人)を交えてお知らせすることもできます。内容についておわかりになりにくい点がありましたら、遠慮なく担当者にお尋ねください。
この研究は氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できるデータをわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了解ください。
この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。また、あなたの情報が研究に使用されることについて、あなたもしくは代理人の方(ご家族の方等も拒否を申し出ることが出来る場合があります。詳細については下記の連絡先にお問い合わせください。)にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申し出ください。ただし、すでにデータが解析され、個人を特定できない場合は情報を削除できない場合がありますので、ご了承ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。
<問い合わせ・連絡先>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野
氏名:高永 都衣
電話:086-235-7174 (平日9時〜16時)
ファックス:086-235-7178
―「DPCデータを利用した岡山大学病院の消化器がんに対する診療におけるCovid-19の影響」へご協力のお願い―
研究機関名 岡山大学
研究責任者 岡山大学学術研究院医歯薬学域 疫学・衛生学 教授 賴藤 貴志
1.研究の概要
1) 研究の背景および目的
2020年1月以降、新型コロナウィルス感染症の感染拡大はわが国の医療に多大な影響をもたらしました。岡山県内でも新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、岡山大学病院(以下、当院)においても2020年3月下旬より患者の受け入れを開始しました。それに伴い、がん治療においても手術や化学療法、患者の受診回数など影響をもたらしました。全国的にも新型コロナウィルス感染症の影響で手術や侵襲性の高い検査などを行うことが難しくなったと言われています。この度の研究では当院のDPCデータ(入院患者さんの診療報酬明細データ)を基に新型コロナウィルス感染症流行前後の、手術件数や化学療法、患者の居住地などの変化を調べ、具体的に新型コロナウィルス感染症の影響を検証します。2) 予想される医学上の貢献及び研究の意義
当院は、岡山県のがん治療においては中心的役割を果たす岡山県がん診療連携拠点病院です。パンデミックでのがん治療(手術や内視鏡切除・化学療法)について拠点病院としての役割と取り組みを明らかにすることで、今後も想定される再流行でのがん治療体制のあり方について提言することができます。2.研究の方法
1) 研究対象者
2018年4月1日~2021年3月31日の間に岡山大学病院消化管外科・肝胆膵外科・消化器内科に入院し、消化器がんの治療を受けられた方、約12,000名を研究対象とします。2) 研究期間
倫理委員会承認後~2024年3月31日3) 研究方法
2018年4月1日~2021年3月31日の間に岡山大学病院消化管外科・肝胆膵外科・消化器内科に入院し、消化器がんの治療を受けられた方で、研究者が診療情報をもとに、手術、内視鏡治療、化学療法のデータを選びます。各治療件数に関する分析を行い、新型コロナウィルス感染症流行前後での治療内容の変化について調べます。4)使用する情報
この研究に使用する情報として、DPCデータから以下の情報を抽出し使用させていただきますが、氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できる情報は削除し使用します。また、あなたの情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。・診断群分類6桁コード(疾患コード)で060010(食道の悪性腫瘍)・060020(胃の悪性腫瘍)・060035(結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍)・060040(直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍)・060050(肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む))・060060(胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍)・06007x(膵臓、脾臓の腫瘍)
・ 年齢、性別、居住地(県または市)
・ 在院日数・転帰・入院日・転入日・退院日・転出日
・ 処置日数・入院経路・他院よりの紹介の有無・自院の外来からの入院・緊急入院区分・救急車による搬送の有無・化学療法の有無
5)情報の保存、二次利用
この研究に使用した情報は、研究の中止または研究終了後5年間、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学衛生学分野内で保存させていただきます。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。なお、保存した情報を用いて新たな研究を行う際は、倫理委員会にて承認を得ます。6) 研究計画書および個人情報の開示
あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申し出ください。また、この研究における個人情報の開示は、あなたが希望される場合にのみ行います。あなたの同意により、ご家族等(父母(親権者)、配偶者、成人の子又は兄弟姉妹等、後見人、保佐人)を交えてお知らせすることもできます。内容についておわかりになりにくい点がありましたら、遠慮なく担当者にお尋ねください。
この研究は氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できるデータをわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了解ください。
この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。また、あなたの情報が研究に使用されることについて、あなたもしくは代理人の方(ご家族の方等も拒否を申し出ることが出来る場合があります。詳細については下記の連絡先にお問い合わせください。)にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申し出ください。ただし、すでにデータが解析され、個人を特定できない場合は情報を削除できない場合がありますので、ご了承ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。
<問い合わせ・連絡先>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野
氏名:高永 都衣
電話:086-235-7174 (平日9時〜16時)
ファックス:086-235-7178