2020/9/23
「新型コロナウィルスの流行と自損行為による救急搬送の関連について -岡山市における救急搬送記録を用いた観察研究-」を行います
2018年~2020年の各年3月1日~8月31日の間に岡山市において救急搬送された方及びそのご家族の方へ
「新型コロナウィルスの流行と自損行為による救急搬送の関連について-岡山市における救急搬送記録を用いた観察研究-」へご協力のお願い
研究機関名 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
研究機関長 研究科長 大塚 愛二
研究責任者
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野 教授 頼藤貴志
研究分担者
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 救命救急・災害医学分野 教授 中尾篤典
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 救命救急・災害医学分野 准教授 内藤宏道
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野 講師 高尾総司
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野 大学院生 土生裕
この研究は氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できるデータをわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了解ください。
この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの情報が研究に使用されることについて、あなたもしくは代理人(配偶者、父母、兄弟姉妹、子・孫、祖父母、同居の親族又はそれら近親者に準ずると考えられる者(未成年者を除く。))の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2020年12月31日までの間に下記の連絡先までお申し出ください。この場合も皆様に不利益が生じることはありません。
<問い合わせ・連絡先>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科社会環境生命科学専攻 総合社会医科学講座 疫学・衛生学分野
教授 賴藤 貴志
連絡先:086-235-7170 (平日9:00~18:00)
ファックス:086-235-7178
<研究組織>
研究代表機関名 岡山大学
研究代表責任者 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 社会環境生命科学専攻 総合社会医科学講座 疫学・衛生学分野 教授 賴藤 貴志
情報の提供のみを行う機関 岡山市消防局 警防部 救急課 課長補佐 長谷井 浩
「新型コロナウィルスの流行と自損行為による救急搬送の関連について-岡山市における救急搬送記録を用いた観察研究-」へご協力のお願い
研究機関名 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
研究機関長 研究科長 大塚 愛二
研究責任者
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野 教授 頼藤貴志
研究分担者
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 救命救急・災害医学分野 教授 中尾篤典
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 救命救急・災害医学分野 准教授 内藤宏道
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野 講師 高尾総司
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野 大学院生 土生裕
1.研究の概要
1) 研究の背景および目的
COVID-19(Coronavirus disease 2019)は2019年11月に中国武漢で発生が確認されて以降、感染拡大は止まらず、日本においては2020年4月7日に緊急事態宣言が発令されました。感染拡大に伴い、人々の生活意識・行動は変化し、感染症の影響は「人との交流の減少」「生活満足度の低下」など広範な範囲に及び、2020年4~6月期の国内総生産(GDP)の1次速報は、名目GDPは前期比7・4%減(年率26・4%減)と発表されました。一方で、OECD(経済協力開発機構)の公表によると、わが国の自殺者数は1998年以降、G7のなかで最も高く、国際的にみても深刻な課題です。自殺の背景には個人的要因だけではなく、地域社会との関係の喪失、経済的状況などの社会的要因が大きく関係することが知られています。上記の理由から、新型コロナウィルスの流行による社会的変化から自殺者が増加していると考えられます。本研究は、岡山市における新型コロナウィルスの流行と自殺との関連について検討することを目的とします。岡山市消防局救急課における救急搬送記録に基づき、岡山市において2018年、2019年、2020年、各年の3月1日~8月31日に自損行為によって救急搬送された方を対象としてデータを取得し、各年での自損行為による救急搬送の状況を比較し検討します。2) 予想される医学上の貢献及び研究の意義
新型コロナウィルスの流行と自損行為による救急搬送の関連性を検討し、評価することで、感染症流行、そしてそれに伴う自殺の予防対策を講じることができる可能性があります。2.研究の方法
1) 研究対象者
2018年、2019年、2020年、各年の3月1日~8月31日の間に岡山市において自損行為により救急搬送された方約450名を研究対象とします。2) 研究期間
倫理委員会承認後~2025年10月31日3) 研究方法
2018年、2019年、2020年、各年の3月1日~8月31日の間に岡山市において自損行為により救急搬送された方を対象に、データを取得し、各年における自損行為による救急搬送の状況を比較検討します。4) 使用する情報
この研究に使用する情報として、岡山市救急搬送記録から以下の情報を抽出し使用させていただきます。データは、岡山市消防局警防部救急課にて、既に氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できる情報は削除され、個人が特定できない状態になっています。また、あなたの情報が漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。岡山市救急搬送記録における項目
曜日・祝祭日・年号・性別・町名一覧・居住区分・発生場所・発生個所・受傷形態・傷病名(小分類)・傷病程度・既往歴・特定行為(処置)・未処置内容・指示病院・心電図波形・容態 意識・呼吸・脈拍・市民応急手当
5) 情報の保存、二次利用
この研究に使用した情報は、研究の中止または研究終了後5年間、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科頼藤研究室で保存させていただきます。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。また、本研究で得られた情報を将来の研究に用いる可能性はありません。6) 研究計画書および個人情報の開示
あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申し出ください。この研究は氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できるデータをわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了解ください。
この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの情報が研究に使用されることについて、あなたもしくは代理人(配偶者、父母、兄弟姉妹、子・孫、祖父母、同居の親族又はそれら近親者に準ずると考えられる者(未成年者を除く。))の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2020年12月31日までの間に下記の連絡先までお申し出ください。この場合も皆様に不利益が生じることはありません。
<問い合わせ・連絡先>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科社会環境生命科学専攻 総合社会医科学講座 疫学・衛生学分野
教授 賴藤 貴志
連絡先:086-235-7170 (平日9:00~18:00)
ファックス:086-235-7178
<研究組織>
研究代表機関名 岡山大学
研究代表責任者 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 社会環境生命科学専攻 総合社会医科学講座 疫学・衛生学分野 教授 賴藤 貴志
情報の提供のみを行う機関 岡山市消防局 警防部 救急課 課長補佐 長谷井 浩