2009/4/17

公衆衛生学的視点から見た水俣病に関する論文掲載のお知らせ

水俣病の歴史を公衆衛生学的視点より検討した論文が、Journal of Public Health Policyに掲載されました。本論文では、1956年に水俣病が公式発見され、1968年に原因工場からの排水停止・政府による公害認定がされるまでの12年の間で、いつ汚染を止めることができたのかを検討しています。それにより、今後同様な食中毒だけでなく、様々なアウトブレイクに対してどのように対処すべきかを投げかけた論文となっています。

Minamata disease: Catastrophic poisoning due to a failed public health response.
Tsuda T, Yorifuji T, Takao S, Miyai M, Babazono A.
(J Public Health Policy. 2009 Apr;30(1):54-67.)
本論文へのリンク(PubMed)

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