21世紀出生児縦断調査(2001年・2010年出生児)のデータを用いた食後就眠時間と胃食道逆流(GER)関連疾患との関連について検討しました。日本では食べてすぐ寝ると牛になる、という言葉もあり、実際に夕食後早期就眠はGERDのリスクファクターと言われています。しかし、これらの実態は小児では明らかになっておりませんでした。本研究では4.5歳時の夕食から就眠までの食後就眠時間を120分以内、120分より長い、不規則の3群に分け、4.5-5.5歳時のGER関連疾患(喘息、中耳炎、鼻炎)のリスクを求めました。その結果、喘息では食後就眠時間が120分以内でリスク上昇することが明らかになりました。
Uraguchi K, Matsumoto N, Mitsuhashi T, et al.
Association Between Dinner-to-Bed Time and Gastroesophageal Reflux-Related Diseases in Children.
Cureus. 2025;17(1):e77709. doi:10.7759/cureus.77709
→本論文へのリンク
どうぞご覧ください。
Uraguchi K, Matsumoto N, Mitsuhashi T, et al.
Association Between Dinner-to-Bed Time and Gastroesophageal Reflux-Related Diseases in Children.
Cureus. 2025;17(1):e77709. doi:10.7759/cureus.77709
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