2024/10/23

【論文出版】救命救急科の平岡先生らとの共著論文

救命救急科の平岡先生らのと共著論文が出版されました。

A nationwide longitudinal survey of infantile injury and its recurrence in Japan.
Hiraoka T, Obara T, Matsumoto N, Tsukahara K, Hongo T, Nojima T, Hisamura M, Yumoto T, Nakao A, Yorifuji T, Naito H.
Sci Rep. 2024 Oct 21;14(1):24716. doi: 10.1038/s41598-024-76403-z.

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2024/10/11

【論文出版】就学前の屋外遊び習慣と学童期の肥満との関連

21世紀出生児縦断調査(2001年出生児)のデータを活用し、2.5歳時の屋外遊び習慣と7歳時の肥満との関連について検討しました。就学前の屋外遊び習慣は、学童期の肥満リスクの低下と関連しており、社会経済的要因等を考慮しても結果は変わりませんでした。

Tsuge T, Matsumoto N, Takao S, Yorifuji T.
Outdoor playing during preschool was associated with a reduced risk of school-age obesity in Japan.
Acta Paediatr. Published online October 9, 2024. doi:10.1111/apa.17441

 

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2024/10/9

【論文出版】局所平均処置効果(LATE)に関するレター

近年、疫学理論は大きく発展しています。

American Journal of Epidemiologyでは、2020年に「AJE Classroom」という論文カテゴリが新設され、疫学理論に関する様々なトピックについて論文が出版されてきました。

2024年7月号に出版されたAJE Classroom論文では、操作変数法でしばしば用いられる「局所平均処置効果(local average treatment effect: LATE)」が扱われました。

Naimi AI, Whitcomb BW.
Defining and identifying local average treatment effects.
Am J Epidemiol. 2024;193(7):935–937.
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この度、上記の論文を批判的に吟味したレターが、American Journal of Epidemiologyに出版されました。

Suzuki E, Yamamoto E.
Re: “Defining and identifying local average treatment effects”.
Am J Epidemiol. (In press). (doi: 10.1093/aje/kwae096)
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本レターでは、単調性(monotonicity)の仮定を吟味し、LATEを識別する方法について論じています。

また、平均処置効果(average treatment effect)とITT効果(intention-to-treat effect)を比較し、両者の差について論じています。

著者からはRejoinderも出版されています。

Naimi AI, Whitcomb BW.
The authors reply.
Am J Epidemiol. (In press). (doi: 10.1093/aje/kwae097)
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また、「AJE Classroom」の今後の方針について、Editorialも出版されています。

Schisterman EF, Whitcomb BW, Naimi AI.
Editorial: a new look at the AJE Classroom.
Am J Epidemiol. (In press). (doi: 10.1093/aje/kwae089)
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疫学理論のさらなる発展が期待されます。

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【論文出版】人口寄与分画(PAF)の計算におけるバイアスについて

因果推論は、医学分野における重要な課題です。

因果効果を評価する際に、人口寄与分画(population attributable fraction: PAF)という指標がしばしば用いられます。

2014年11月号のEpidemiologyでは、PAFを計算する際に生じるバイアスについて、以下の理論論文が出版されました。

Flegal KM.
Bias in calculation of attributable fractions using relative risks from nonsmokers only.
Epidemiology. 2014;25(6):913–916.
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同じく2014年11月号では、上記の論文へのコメンタリーも出版されています。

Darrow LA.
Commentary: Errors in estimating adjusted attributable fractions.
Epidemiology. 2014;25(6):917–918.
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この度、Flegal (2014) 論文の誤りを指摘したレターが、2024年11月号のEpidemiologyに出版されました。

Suzuki E, Yamamoto E.
Re: Bias in calculation of attributable fractions using relative risks from nonsmokers only.
Epidemiology. 2024;35(6):e21–e22. (doi: 10.1097/EDE.0000000000001786)
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本レターでは、Flegal (2014) 論文の内容を、PAFに関する最新の理論をもとに解説しています。

PAFの理論については、下記の論文で論じています。

Suzuki E, Yamamoto E.
Attributable fraction and related measures: Conceptual relations in the counterfactual framework.
J Causal Inference. 2023;11(1):20210068. (doi: 10.1515/jci-2021-0068)
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Suzuki E, Yamamoto E.
Errors in the calculation of the population attributable fraction.
Epidemiology. 2024;35(4):469–472. (doi: 10.1097/EDE.0000000000001731)
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なお、FlegalからのRejoinderも出版されています。

Flegal KM.
The author responds.
Epidemiology. 2024;35(6):e22. (doi: 10.1097/EDE.0000000000001787)
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これらの研究によって、因果推論の理解がさらに深まることを期待します。

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2024/10/2

【論文出版】国立病院機構岡山医療センターの玉井先生らとの共著論文

国立病院機構岡山医療センター新生児科の玉井先生らとの共著論文が出版されました。

Tamai K, Matsumoto N, Yorifuji T, Takeuchi A, Nakamura M, Kageyama M.
Postnatal weight loss and neurodevelopmental outcomes at age 3 years in extremely preterm infants: a cohort study.
BMC Pediatr. 2024 Sep 30;24(1):618. doi: 10.1186/s12887-024-05090-6.

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2024/10/1

保護中: 一般演題(第68回中国四国合同産業衛生学会)

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