2022/9/23

【論文出版】精神神経病態学教室の樋之津健二先生、高木学先生らとの非定型精神病とNMDARに関する研究

この度、精神神経病態学教室の樋之津健二先生、高木学先生らとの精神症状を伴う抗NMDAR脳炎の発見率を高めるために非定型精神病の診断基準が有用であるかどうかを検討した論文がSchizophrenia Researchに掲載されました。

Hinotsu K, Miyaji C, Yada Y, Kawai H, Sakamoto S, Okahisa Y, Tsutsui K, Kanbayashi T, Tanaka K, Takao S, Kishi Y, Takaki M, Yamada N
The validity of atypical psychosis diagnostic criteria to detect anti-NMDA receptor encephalitis with psychiatric symptoms
Schizophr Res. 2022 Sep 18; 248: 292-299. doi: 10.1016/j.schres.2022.08.024.Online ahead of print.

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2022/9/16

【論文出版】豪雨・洪水被災者におけるソーシャル・キャピタルとPTSDの関連

この度、ソーシャル・キャピタルと豪雨・洪水被災者のPTSDとの関連を検討した原著論文がActa Medica Okayamaに出版されました。

Miyaji C, Takao S, Noguchi M, Okazaki T, Sato S, Yorifuji T
Social Capital and Post-traumatic Stress Disorder among Heavy Rainfall and Flood Victims in Japan
Acta Medica Okayama, 2022; 76(4): 439-446
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【論文出版】丹田呼吸による便秘改善効果の検討:層化ブロック無作為化比較試験

この度、便秘症状有症者を対象として丹田呼吸による便秘改善効果を検討した原著論文が、Acta Medica Okayamaに出版されました。

Habu H, Mitsuhashi T, Tokinobu A , Yorifuji T, and Takao S
Effect of Tanden Breathing on Constipation: A Randomized Controlled Trial
Acta Medica Okayama. 2022; 76(4): 391-398.
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2022/9/5

【論文出版】武田/モデルナ社ワクチン(COVID-19 ワクチンモデルナ)3回目接種後の発熱と抗体価上昇の関連

岡山大学拠点接種で武田/モデルナ社ワクチン(COVID-19 ワクチンモデルナ)3回目接種を受けた志願者49名を対象に、ワクチン接種後の発熱の有無と抗体価上昇の関連を、混合効果モデルとロバストな誤差分散を伴うポアソン回帰モデルを用いて検討した研究が出版されました。接種後1週間の抗体価上昇は接種後発熱群で早くなっていましたが、接種1か月後の抗体価は接種後発熱群と非発熱群で有意差が無く、ワクチン接種後の発熱の有無は臨床的に大きな意味を持たない可能性があると示唆されました。

Matsumoto N, Kadowaki T, Matsuo R, Sasaki A, Miyaji C, Higuchi C, Nakayama M, Sakurada Y, Hagiya H, Takao S, Otsuka F, Yorifuji T.
Association between fever and antibody titer trends after a third dose of the mRNA-1273 vaccine.
J Epidemiol. 2022 Aug 27. doi: 10.2188/jea.JE20220210. Online ahead of print.
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2022/9/2

「岡山県小児新型コロナウイルスワクチン接種後副反応調査に関する分析」研究を行います

小児新型コロナウイルスワクチンを接種した児の保護者を対象とした岡山県のアンケートに回答された方へ
―「岡山県小児新型コロナウイルスワクチン接種後副反応調査に関する分析」へご協力のお願い―


研究機関名 岡山大学病院

研究責任者 岡山大学学術研究院医歯薬学域 疫学・衛生学分野 賴藤 貴志

1) 研究の背景および目的
新型コロナワクチンの感染拡大を抑制するため、新型コロナのワクチン接種を推進することは重要な課題となっていますが、国内の小児を対象とした副反応に関する研究は十分ではありません。
本研究では、岡山県が岡山県内の協力医療機関でファイザー社製小児用ワクチンを接種したお子様の保護者の方を対象に行ったアンケート調査の結果を詳細に検討することで、小児の新型コロナウイルスワクチン接種後の副反応に関する疫学的な知見を提供することを目的としています。

2) 研究対象者
2022年3月12日から2022年6月9日の間に、岡山県が実施した「小児ワクチン接種後副反応調査」に回答された保護者の方1288人を研究対象とします。

3) 研究期間
倫理委員会承認後~2023年3月31日

4) 研究方法
岡山県内の協力医療機関でファイザー社製小児用ワクチンを接種したお子様の保護者の方を対象に行ったアンケートの調査結果をもとに、ワクチン接種後の副反応や副反応への対応、接種を受けることを決めた理由に関する分析を行います。

5) 使用する情報
この研究に使用する情報として、アンケート結果から抽出した以下の情報のみを使用させていただきます。また、お子様の情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・新型コロナワクチン接種日、ワクチンを接種した医療機関、新型コロナウイルスワクチン接種回、年齢、性別、身長、体重、基礎疾患、アレルギー歴、既往歴、新型コロナウイルス感染症の診断の有無
・接種後副反応、副反応への対応
・接種を受けることを決めた理由

6) 情報の保存、二次利用
この研究に使用した情報は、研究の中止または研究終了後5年間、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科疫学衛生学分野内で保存させていただきます。電子情報は、パスワード等で制御されたコンピューターに保存します。なお、保存した情報を用いて新たな研究を行うことはありません。

7) 研究計画書および個人情報の開示
ご本人のご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申し出ください。
この研究は氏名、生年月日などのお子様を直ちに特定できるデータをわからない形にして、論文で発表しますので、ご了解ください。

研究内容について、分かりにくい点やご質問等がありましたら下記の連絡先まで遠慮なくお問い合わせください。

問い合わせ・連絡先
岡山大学学術研究院医歯薬学域 疫学・衛生学分野
氏名:賴藤 貴志
電話:086-235-7173(平日:9時~18時)

既存情報の提供のみを行う機関
岡山県 保健福祉部 保健福祉課 ワクチン対策室 企画班 安部 保之

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