2013/3/26

2023年度勉強会

疫学や生物統計学の専門家の先生方との勉強会や院生が自主的に企画している勉強会があります。
現在はオンラインでの勉強会が主体となっています。

◆メンタルヘルス導入研究会:人事総務担当者および産業医・保健職とのメンタルヘルス不調者・休職者対応にかかる事例検討および対応方法のしくみの導入 オブザーバー参加を含む問い合わせ先(岡山産業保健総合支援センター)
 偶数月:第二火曜日13時半〜15時:自治体向け
 奇数月:第二火曜日13時半〜15時:企業向け

◆Causal inference(What if)勉強会 山本英二先生
 毎週火曜日19時半~21時半

◆論文の批判的吟味(医学部生向け) 頼藤先生
 月1回水曜日20時~21時 

◆疫学勉強会(Epidemiology an Introduction) 頼藤先生
 月2回水曜日20時~21時 

◆Causal inference: What if 勉強会 三橋利晴先生
 毎週金曜日22時~23時



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2013/3/7

交替勤務の糖尿病発症リスクへの影響に関する論文出版のお知らせ

交替勤務が糖尿病発症リスクにどのような影響を及ぼすかを検証した論文が、Acta Medica Okayamaに出版されました。

本研究は、交替勤務の強度(intensity)も考慮に入れて、交替勤務の糖尿病発症リスクへの影響を検証した最初の論文で、技能職の男性を対象に、調査票と定期健康診断の結果をもとに評価を行いました。その結果、常時二交替勤務群は、昼勤のみ群に比して、糖尿病のオッズ比が2倍以上に上昇する一方、不定期二交替勤務による糖尿病への影響は限定的であることが示唆され、層別分析では勤務年数の長い45歳以上の常時二交替群でより高い点推定値をとり、長期間の継続的な交替勤務により、健康への悪影響がより大きくすることも示唆しております。

Ika K, Suzuki E, Mitsuhashi T, Takao S, Doi H
Shift work and diabetes mellitus among male workers in Japan: does the intensity of shift work matter?
Acta Med Okayama. 2013;67(1):25-33.
→本論文へのリンク


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