2008/4/9

博士課程の紹介

大学院で学ぶこと
・疫学、医療統計学、データサイエンスの素養
・統計ソフトの扱い方(Stataなど)
・論文の読み方、書き方(論文の critical appraisal)
・現場のデータに基づき仮説立案、分析、論文化ができる力

 教員が行っている研究の“手伝い”ではありません
 皆さんの主体性を尊重します


卒業後の進路
研究職、産業医(専属・嘱託)、地域医療、地域行政、厚生労働省、医療機関など多岐に渡ります

博士課程の3ポリシーなどに関して
研究科HPを参照して下さい

大学院進学に関する説明会に関して
新着情報、または説明会情報を参照してください。
公衆衛生学 (MPH) プログラムと合同の説明会となります。

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博士課程大学院生の紹介

疫学・衛生学分野の大学院生は、医師(半数程度)、看護師、保健師など多職種から構成されています。医師でも、臨床研修(内科、外科、救急、麻酔科、小児科など)を修了したもの、学部卒業後そのまま教室に入った者と多種様々です。

基本的に、疫学・生物統計学を基礎から応用まで勉強しています。そして、自らの手で自分の興味ある領域についてレビューを行い、研究仮説を立て、研究計画を立て、研究を行うことを目指しています。その中で、大学院生同士お互いサポートし合いながら、前に進んでいます。

疫学は医学研究の基礎、そして論理的思考の学問です。だからこそ、多種多様な興味を持つ院生を受け入れてくれているのかもしれません。また、私たちは統計学と疫学は異なったものだと考えています。医学研究における疫学のない統計解析は、間違った結論を導き出す可能性を持っています。

興味があることがあるけど実際研究をどのようにしたらいいのかわからないという方、ヒトを対象にした研究をやりたい方、医療行政一般に興味がある方、是非一度教室をのぞいてみませんか?自らの力で状況を切り開いていきたいという方には、最適の場所だと思います。

大学院生

・池内  綾介
・梅田  武英
・岡崎  善弘
・坂本  航太
・笹井  史也
・高橋 友香里
・柘植  孝浩
・中島  康子
・中村  星斗
・萩山  明和
・日笠  悠生
・前原     遥
・宮本  聡志
・横田  佳奈
・吉岡  俊樹
・和田  嵩平

(五十音順)

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スタッフ

頼藤  貴志 Takashi Yorifuji 教授
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bibliography
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高尾  総司 Soshi Takao 准教授
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鈴木  越治 Etsuji Suzuki 研究准教授
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Publons

三橋  利晴 Toshiharu Mitsuhashi
岡山大学病院 新医療研究開発センター 助教
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松本  尚美 Naomi Matsumoto 助教

早瀬  俊作 Shunsaku Hayase 技術職員

入江  佐織 Saori Irie 技術補佐員

岡      容子 Yoko OKA 秘書

研究協力陣

医療政策:浜田      淳 Jun Hamada
川崎医療福祉大学 教授

環境疫学:津田  敏秀 Toshihide Tsuda
岡山大学 特命教授

統計理論:山本  英二 Eiji Yamamoto
岡山理科大学 名誉教授

社会疫学、国際保健:Ichiro Kawachi
Professor of Social Epidemiology
Department of Social and Behavioral Sciences
Harvard T.H. Chan School of Public Health

環境疫学、空間疫学、国際保健:鹿嶋  小緒里 Saori Kashima
広島大学大学院 国際協力研究科 環境保健科学研究室 准教授

公衆衛生、地域医療、在宅医療:小松  裕和 Hirokazu Komatsu
佐久総合病院 地域ケア科 医長

社会疫学・産業保健:宮道     力 Chikara Miyaji
岡山大学 保健管理センター 准教授



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教室紹介

教室の理念

教室の柱とする疫学・生物統計学を用いて研究を行い、国内・世界の医療・保健・福祉分野への貢献を目標にしています。日本ではまだまだ公衆衛生学・公衆衛生活動というのは重視されていない分野かもしれませんが、院生が安心して自由に学べる雰囲気を提供し、自ら考え研究し公衆衛生活動に参加していける人材を育てています。また学部教育では、公衆衛生マインドの醸成、データサイエンスの素養の育成を目標とします。その他、臨床研究支援体制を通した研究の質の向上と人材育成を目指します。

教室で学ぶこと

疫学
人を対象とした医学研究の基本的方法論で、因果関係の追及・定量化を目指す学問です。人間(医療)の関わる問題全てに対して、原因と結果の関連を定量化する学問で、論理的思考と医学研究の考え方を学んでいます。データサイエンス時代に必須の方法論と言えます。

生物統計学
医学研究で用いる統計方法論全般的に勉強します。生物統計学専門の先生との勉強会も行っています。

研究テーマ

スタッフ・院生それぞれ多岐に渡ります。

疫学理論・解析方法論・社会疫学・環境疫学・小児周産期保健・産業保健・国際保健・疫学研究全般(臨床研究、地域医療・保健、災害医療、医療ビッグデータベースなど)。疫学的手法を用い、医療に関連する全ての分野を網羅しています。
   

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