研究業績

2022/12/12

【論文出版】総合内科学の萩谷先生らとの共著論文出版のお知らせ

総合内科学の萩谷先生らとの共著論文が出版されました。

Hagiya H, Nakano Y, Furukawa M, Sunada N, Hasegawa T, Sakurada Y, Hasegawa K, Yamamoto K, Ogawa H, Obara T, Ageta K, Matsumoto N, Matsuo R, Kadowaki T, Higashikage A, Hikita T, Yorifuji T, Toyooka S, Maeda Y, Yokokura Y, Otsuka F, Nakayama M.
Early-stage antibody kinetics after the third dose of BNT162b2 mRNA COVID-19 vaccination measured by a point-of-care fingertip whole blood testing
Sci Rep. 2022 Nov 30;12(1):20628. doi: 10.1038/s41598-022-24464-3.

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2022/12/12

【論文出版】小児期の睡眠と行動発達の関連

21世紀出生児縦断調査(2001年出生児)のデータを活用し、2.5歳時の夜間睡眠時間と5.5歳時の行動発達との関連について検討しました。夜間睡眠時間が短いと、特に多動性と衝動性に影響を及ぼし、夜間睡眠時間が不規則だと、年齢相応の行動全般ができないことを増加させました。

Yamauchi Y, Takao S, Matsumoto N, Yorifuji T.
Association of nighttime sleep with behaviors in Japanese early childhood
Pediatr Int. 2022 Jan;64(1):e15354. doi: 10.1111/ped.15354.

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2022/12/12

【論文出版】岡山医療センターの若槻先生らとの共著論文出版のお知らせ

岡山医療センターの若槻先生らとの共著論文が出版されました。

Wakatsuki T, Mannami T, Furutachi S, Numoto H, Umekawa T, Mitsumune M, Sakaki T, Nagahara H, Fukumoto Y, Yorifuji T, Shimizu S.
Glasgow-Blatchford score combined with nasogastric aspirate as a new diagnostic algorithm for patients with nonvariceal upper gastrointestinal bleeding
DEN Open. 2022 Nov 14;3(1):e185. doi: 10.1002/deo2.185. eCollection 2023 Apr.

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2022/12/12

【論文出版】日本における補完代替医療利用者の標準医療併用割合

国民生活基礎調査データを用いた補完代替医療利用者が標準医療をどの程度併用しているか調査した結果がJournal of Integrative and Complementary Medicineに掲載されました。年齢を説明変数とした場合、オッズ比(95%信用区間)は、女性が1.04(1.03-1.04)、男性が1.03(1.02-1.04)であり男女ともに高齢者は標準医療を併用する傾向がありました。また、2003年以降、標準医療の併用が増加していることが示唆されました。

Matsuki N, Suzuki E, Mitsuhashi T, Takao S, Yorifuji T.
Do Complementary and Alternative Medicine Users Also Use Conventional Medicine? A Repeated Cross-Sectional Study in Japan from 1995 to 2013. J Integr Complement Med. 2022 Nov 7. doi: 10.1089/jicm.2022.0631. Epub ahead of print. PMID: 36342955.

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2023/4/5

【論文出版】岡山市の新型コロナウイルス感染症の各流行期における症状及び重症度の比較に関する記述分析研究

岡山市における新型コロナウイルス感染症の各流行期(第1波~第6波)の症状及び重症度の違いについて記述分析を行いました。症状の違いについては、第5波では第3~4波と比較して全身症状や消化器症状が多くみられ、第6波では咽頭痛などの上気道症状が多くみられました。重症度についても各流行期において大きな違いがみられ、第1~2波では最も重症化割合が高く、徐々に重症化割合は低下傾向を認めました。特に、第5波、第6波に関してはワクチン接種状況による重症度に大きな違いがみられ、ワクチン接種により重症化は低下傾向を認めました。

松尾瑠美,松本尚美,門脇知花,三橋利晴,高尾総司,頼藤貴志
岡山市の新型コロナウイルス感染症の各流行期における症状及び重症度の比較に関する記述分析研究
岡山医学会雑誌 第134巻 December 2022, pp. 160-165

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2022/11/7

【論文出版】5~11歳小児用ファイザー社ワクチン(BNT162b2)の副反応

岡山県内の協力医療機関において小児用ファイザー社ワクチンの副反応調査を行った結果がJournal of Epidemiologyに掲載されました。小児用BNT162b2の全身性副反応の頻度は成人調査と比較して約1/3程度と低く、2回目接種後に発熱を認めたのは11.6%でした

Matsumoto N, Shimizu J, Yokoyama Y, Tsukahara H, Yorifuji T.
Adverse Reactions and Attitudes toward the BNT162b2 Covid-19 Vaccine in Children 5 to 11 Years of Age in Japan
Journal of Epidemiology, October 29, 2022. doi.org/10.2188/jea.JE20220265 Online ahead of print.

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2022/10/29

【寄稿】頼藤が写真集『いのちの物語 水俣 桑原史成写真集1960~2022』に寄稿しています

頼藤が、60年間水俣を撮り続けてきた写真家桑原史成さんの写真集『いのちの物語 水俣 桑原史成写真集1960~2022』に、「胎児性患者の世代 見過ごされてきた被害について」を寄稿しています。写真集には、水俣病の胎児性患者の成長の記録や最新の写真などが収められています。水俣病を描写した貴重な写真集だと思われます。良かったら、ご一読ください。

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2022/10/3

【論文出版】母乳育児と思春期肥満との関連

21世紀出生児縦断調査(2001年出生児)のデータを活用し、生後6ヶ月時の母乳育児と15歳時の過体重または肥満との関連について検討しました。完全母乳栄養で育った子供と比較すると、完全人工栄養で育った子供の15歳時の過体重または肥満のリスクは上昇しました。母乳育児による過体重または肥満の予防効果は、思春期まで持続する可能性が示唆されました。

Kadowaki T, Matsumoto N, Suzuki E, Mitsuhashi T, Takao S, Yorifuji T.
Breastfeeding at 6 months of age had a positive impact on overweight and obesity in Japanese adolescents at 15 years of age
Acta Paediatr. 2022 Sep 27. doi: 10.1111/apa.16551. Online ahead of print.

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2022/10/3

【論文出版】COVID-19パンデミック中の呼吸器ウイルス感染症減少が小児喘息発症に与えた影響

COVID-19パンデミックの前後5年間の月別新規喘息診断症例数を,日本の多施設共同電子カルテデータベースを用いて分断時系列デザインで比較した研究報告が、JACI: in practiceに掲載されました。小児アトピー性皮膚炎と比較して、小児喘息の新規診断はパンデミック後に有意に減少していました。このトレンドは、呼吸器合胞体ウイルスやライノウイルスの流行状況と類似しています。本研究は、呼吸器ウイルス感染と小児喘息発症の関連を疫学的に示唆するものです。

Matsumoto N, Kadowaki T, Takanaga S, Ikeda M, Yorifuji T.
Impact of COVID-19 pandemic-associated reduction in respiratory viral infections on childhood asthma onset in Japan.
The Journal of Allergy and Clinical Immunology: In Practice (2022), doi: https://doi.org/10.1016/
j.jaip.2022.09.024.

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2022/10/3

【論文出版】ファイザー社ワクチン(BNT162b2) 3回目接種後の発熱と抗体価上昇の関連

岡山大学病院で BNT162b2の3回目の投与を受けた62人の医療従事者を対象に、ワクチン接種後の発熱の有無と抗体価上昇の関連を、混合効果モデルとロバストな分散を伴うポアソン回帰を用いて検討した研究が出版されました。発熱群では接種後早期に抗体価が高くなる傾向がみられたものの、接種1、2カ月後には有意差を認めませんでした。ワクチン接種後の発熱は、血清抗体価の持続的な上昇を予測しないことを示唆しています。

Matsumoto N, Hagiya H, Nakayama M, Furukawa M, Mitsuhashi T, Takao S, Otsuka F, Yorifuji T.
Examining the association between vaccine reactogenicity and antibody titer dynamics after the third dose of BNT162b2 vaccine using a mixed-effects model.
J Infect Chemother. 2022 Sep 19:S1341-321X(22)00269-0. doi: 10.1016/j.jiac.2022.09.012. Epub ahead of print.

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