研究業績

2022/10/3

【論文出版】長崎大学有馬先生らとのルワンダにおける疫学研究の共著論文出版のお知らせ

長崎大学有馬先生らとのルワンダにおける疫学研究の共著論文出版が出版されました。

Arima H, Calliope AS, Fukuda H, Nzaramba T, Mukakarake MG, Wada T, Yorifuji T, Mutesa L, Yamamoto T.
Oral cleaning habits and the copy number of periodontal bacteria in pregnant women and its correlation with birth outcomes: an epidemiological study in Mibilizi, Rwanda
BMC Oral Health. 2022 Sep 26;22(1):428. doi: 10.1186/s12903-022-02443-4.

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2022/10/3

【論文出版】媒介分析における自然直接効果と制御直接効果

因果推論は、医学における重要な課題です。

媒介分析ではしばしば、自然直接効果と制御直接効果が用いられます。

この度、これらの因果効果について論じた論文が、International Journal of Epidemologyに出版されました。

Shrier I, Suzuki E.
The primary importance of the research question: implications for understanding natural versus controlled direct effects.
Int J Epidemiol. 2022;51(4):1041–1046. (doi: 10.1093/ije/dyac090)
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本論文によって、媒介分析の理解が深まることを期待します。

2022/10/3

【論文出版】新型コロナワクチンの3回目接種の効果に関して

新型コロナワクチンの3回目接種の効果に関して、岡山大学病院新医療研究開発センターの先生方との共同研究論文が出版されました。
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Hotta K, Suzuki E, Ichihara E, Kiura K.
Three doses of mRNA COVID-19 vaccine protects from SARS-CoV-2 infections in Japan.
J Intern Med. 2022;292(4):687–689. (doi: 10.1111/joim.13526)
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2022/10/3

【論文出版】子宮頸部扁平上皮癌に対する放射線治療に関して

子宮頸部扁平上皮癌に対する放射線治療に関して、放射線科の先生方との共同研究論文が出版されました。
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Yoshio K, Ihara H, Okamoto K, Suzuki E, Ogata T, Sugiyama S, Nakamura K, Nagao S, Masuyama H, Hiraki T.
Tumor size before image-guided brachytherapy is an important factor of local control after radiotherapy for cervical squamous cell carcinoma: analysis in cases using central shielding.
J Radiat Res. 2022;63(5):772–779. (doi: 10.1093/jrr/rrac040).
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2022/9/23

【論文出版】精神神経病態学教室の樋之津健二先生、高木学先生らとの非定型精神病とNMDARに関する研究

この度、精神神経病態学教室の樋之津健二先生、高木学先生らとの精神症状を伴う抗NMDAR脳炎の発見率を高めるために非定型精神病の診断基準が有用であるかどうかを検討した論文がSchizophrenia Researchに掲載されました。

Hinotsu K, Miyaji C, Yada Y, Kawai H, Sakamoto S, Okahisa Y, Tsutsui K, Kanbayashi T, Tanaka K, Takao S, Kishi Y, Takaki M, Yamada N
The validity of atypical psychosis diagnostic criteria to detect anti-NMDA receptor encephalitis with psychiatric symptoms
Schizophr Res. 2022 Sep 18; 248: 292-299. doi: 10.1016/j.schres.2022.08.024.Online ahead of print.

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2022/9/23

【論文出版】豪雨・洪水被災者におけるソーシャル・キャピタルとPTSDの関連

この度、ソーシャル・キャピタルと豪雨・洪水被災者のPTSDとの関連を検討した原著論文がActa Medica Okayamaに出版されました。

Miyaji C, Takao S, Noguchi M, Okazaki T, Sato S, Yorifuji T
Social Capital and Post-traumatic Stress Disorder among Heavy Rainfall and Flood Victims in Japan
Acta Medica Okayama, 2022; 76(4): 439-446
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2022/9/16

【論文出版】丹田呼吸による便秘改善効果の検討:層化ブロック無作為化比較試験

この度、便秘症状有症者を対象として丹田呼吸による便秘改善効果を検討した原著論文が、Acta Medica Okayamaに出版されました。

Habu H, Mitsuhashi T, Tokinobu A , Yorifuji T, and Takao S
Effect of Tanden Breathing on Constipation: A Randomized Controlled Trial
Acta Medica Okayama. 2022; 76(4): 391-398.
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2022/9/5

【論文出版】武田/モデルナ社ワクチン(COVID-19 ワクチンモデルナ)3回目接種後の発熱と抗体価上昇の関連

岡山大学拠点接種で武田/モデルナ社ワクチン(COVID-19 ワクチンモデルナ)3回目接種を受けた志願者49名を対象に、ワクチン接種後の発熱の有無と抗体価上昇の関連を、混合効果モデルとロバストな誤差分散を伴うポアソン回帰モデルを用いて検討した研究が出版されました。接種後1週間の抗体価上昇は接種後発熱群で早くなっていましたが、接種1か月後の抗体価は接種後発熱群と非発熱群で有意差が無く、ワクチン接種後の発熱の有無は臨床的に大きな意味を持たない可能性があると示唆されました。

Matsumoto N, Kadowaki T, Matsuo R, Sasaki A, Miyaji C, Higuchi C, Nakayama M, Sakurada Y, Hagiya H, Takao S, Otsuka F, Yorifuji T.
Association between fever and antibody titer trends after a third dose of the mRNA-1273 vaccine.
J Epidemiol. 2022 Aug 27. doi: 10.2188/jea.JE20220210. Online ahead of print.
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2022/8/30

【論文出版】大腿骨転子部骨折に対する観血的骨接合後のレントゲン画像所見と固定破綻との関連:システマティックレビューとメタアナリシス

大腿骨転子部骨折に対する観血的骨接合後のレントゲン画像所見と固定破綻との関連
に関するシステマティックレビューとメタアナリシスが出版されました。観血的骨
接合後のレントゲン画像所見を予後因子とした研究です。先行研究で指摘されている
5つの因子を検討しました。結果はmoderate evidenceの関連があるのは骨折部の前内
側部の整復状態だけでした。その他、これまでconsensusとして認知されていた因子
のエビデンスの確からしさはlowまたはvery lowでした。

Yamamoto N, Tsujimoto Y, Yokoo S, Demiya K, Inoue M, Noda T, Ozaki T,
Yorifuji T.
Association between Immediate Postoperative Radiographic Findings and Failed
Internal Fixation for Trochanteric Fractures: Systematic Review and
Meta-Analysis.
J Clin Med. 2022 Aug 19;11(16):4879. doi: 10.3390/jcm11164879.
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2022/12/1

【論文出版】岡山県内における新型コロナウイルス感染症クラスターの発生時期別特徴について

岡山県内で第3波~第5波の時期に発生した医療機関と高齢者施設のクラスターを対象に、公表データに基づき発生時期による特徴を比較検討しました。また、第4波にクラスター発生した医療機関の事例について、陽性者の属性や感染動向の特徴を評価しました。
第4波では、患者または利用者発端のクラスターが多く、医療機関においては収束期間の長期化と、職員に比し患者の陽性者数が多い傾向にありました。第5波では、ワクチン接種の普及に伴い全体のクラスター発生数が減少しました。
 
門脇知花,入江佐織,髙橋友香里,薬師寺泰匡,高尾総司,賴藤貴志
岡山県内における新型コロナウイルス感染症クラスターの発生時期別特徴について

岡山医学会雑誌. 134巻(2022)2号

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